小学生ゲーム

昭和40年代に玩具メーカーのタカラ(現タカラトミー)から、人生ゲームが代表的なアメリカンゲームシリーズというのが発売されていた。その数年後に、ポケット版の「小学生ゲーム」シリーズが発売された。人生ゲームと同様のボード型ゲームで、小学生だったオイラでも買える価格が魅力で、何種類かこのシリーズのゲームを購入していたのだ。「億万長者ゲーム」は、アメリカンゲームシリーズにもあったのだが、こちらとゲームのデザインや内容は違っていた。お札が人生ゲームとデザインが全く同じ縮小版であったのが微笑ましい。

箱の裏側には、他のゲームの簡単な紹介がされており、30種類くらいあったようだ。解る限り記しておくので、買ったことのある方は思い出してほしい。

 4:野球ゲーム
 5:金塊輸送ゲーム
 7:競馬ゲーム
 9:爆撃ゲーム
10:スパイ作戦ゲーム
11:億万長者ゲーム
12:変身ロボットゲーム
13:特別捜査隊ゲーム
14:インディ500レースゲーム
15:SF脱出ゲーム
16:ずばりお買い物ゲーム
22:ガンマンゲーム
23:実業家ゲーム
24:特捜刑事ゲーム
25:千里眼ゲーム
26:?クエスチョンカードゲーム
27:キーワードゲーム

金塊輸送

オイラの買ったゲーム中でも面白かったのが「金塊輸送ゲーム」だった。金塊をトラックに積んで銀行へ誰が一番先に運ぶかというもので、泥棒が金塊を狙っているといったスリルのあるゲームなのだ。箱には三億円強奪犯人のモンタージュが描かれてたりと、時代を感じさせる昭和の懐かしい宝物である。