魚雷船ゲーム


昭和42年(1967年)にエポック社から発売された「魚雷戦ゲーム」は、子供のころ夢中になったゲームの一つである。数年前までバージョンアップされながら発売されてたようだが、オイラが遊んでいたのは時代的に初代版ではないかと思える。ゲームの内容は、魚雷発車艦に乗せたパチンコ玉のような(魚雷)を転がし、相手側の戦艦を沈没させることを競うものである。発射された魚雷は、紺色のプラスチック板の下を通って敵戦艦に向かって行くのだが、青い海の中に見える魚雷の航跡がとてもリアルである。子供心に戦艦を命中させ撃沈させた時の気分は最高であった。 

以前紹介した、タカラの「レーダー作戦ゲーム」は、相手の戦艦の居場所を推理し沈没させるシュミレーションゲームになるが、「魚雷戦ゲーム」の方は、実際に魚雷を発射し戦艦を沈没させることからシューティングゲームになるのだろう。昭和40年代発売の両海戦ゲームは、アナログの面白さが体験できる懐かしい名作である。