カワイの肝油ドロップは、昭和7年(1932年)に学校用肝油ドロップとして製造販売された歴史のある栄養補助食品で、戦後世代は幼少期に食べたことがあるドロップだろう。昭和30年頃には全国の小学校に普及し、給食に出されたり希望者に販売されていた。オイラも子供のころ食べてた記憶があり、ザラメ風のジャリッとした歯ごたえの後のムニュとした食感と、微妙な甘さがやみつきであった。 しかし、ドロップとはいえ飴ではなく薬だと先生や親から忠告されており、1日2、3粒だけしか食べることが出来なかったのだ。何故、子供の頃に肝油ドロップを食べさせられたかというと、子供は胃が小さくて1日3食の食事だけでは栄養が充分でなく、当時は鳥目になる子供が多かったので、その解消のためだったそうである。
ところで、オイラと同世代と思われる黄色い缶の中のあの男の子はいったい何者なのだろう? 現在どうしているんだろう? 肝油ドロップの缶を見てはいつも感じてる疑問である。
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