本町三丁目の夕日 ~昭和レトロ雑記帳~

懐かしさ漂う昭和の風物や思い出等を独自の見解で語るブログです(^^♪

2015年11月

富士電機トースター

富士電機トースター1


台所の奥から昔使っていたトースターを発見。 オイラが子供のころでさえ古くさいと思っていたものである。 ブランドは「富士電機」、今では自動販売機で国内シェア1位の会社だが、昭和40年代までは洗濯機や掃除機などの家電も製造していたのだ。


富士電機トースター2

この富士電機製トースターは、両開きの蓋にパンを入れて焼くのだが、タイマーが無いので様子を見てないと焦げてしまうのだ。焼き方を失敗すると包丁の反対側で焦げを削り取るのがお決まりの行動であった。 このトースターはパンの片面しか焼けないので、焼けたころ蓋を開き反対側をもう一度焼いて両面焦げ目を付けるのだ。蓋を開くとパンが自然に反対側になるのは便利だが、両面焦げ目を付けるのに二度手間となり時間がかかるので使い勝手は悪かった。 

そんな時代に現れたポップアップトースターは、自動でパンが焼ける便利な最新家電であったのだ。もちろん焦げを削り取ることも無くなった。


ベータ方式ビデオテープ

ベータテープ

オイラの父親は大の家電好きで、目新しいものを秋葉原でよく買っていた。そのころよく聞かされていたのが「ソニーの技術が一番である」であった。確かに当時のソニーといえば画期的な製品が多く、技術のソニーなんて言われていたのである。そんな昭和50年ごろ、ソニーは家庭にVTRが普及するきっかけとなった、ベータ方式のカセットビデオテープレコーダーを発売した。その名はベータマックス、もちろん我が家では一般家庭よりいち早くビデオテープレコーダーを購入したのである。 その後ライバルとなるVHS規格レコーダーの圧倒的普及によりベータ方式は市場から姿を消してしまうのだが、父親からソニー魂を伝授されたオイラは意地でベータ方式のビデオレコーダーとベータ方式ビデオテープを買い続けていたのだ。いつしかレンタルビデオもVHSテープが主流になり悔やまれる日々を過ごしていたのである。 そんなソニーもついに平成元年にVHS方式のVTRを発売したのだ。オイラも遅まきながら初めてそのソニー製VHSビデオテープレコーダーを買ったのだ。それから20数年後、ビデオテープレコーダー自体過去の物となってしまった現在、ソニーは来年ベータ方式ビデオテープの販売を終了することを決めたそうだ。再生・録画用レコーダーはすでに平成14 年に販売終了していたので、これでベータ方式は約40年の歴史に幕を下ろすことになった。昭和の家電がまた一つ過去の物となるのである。
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